2007年より、ISBN(国際標準図書番号)の規格が変更になり、(ハイフンを除いた)桁数が10桁から13桁に増えるわけで、2006年も押し迫って来たこの自分に技術面、政治面での話し合いがきっちり落ち着いていない(ように私には見える)出版業界というのもどうなんだ、と思わないでもないんですが、折角なのでこの波に乗って、こんなものを作ってみました。タイトルで大体見当ついていると思いますが、10桁ISBN、あるいは書名記号を入力すると13桁(ハイフンなし/ハイフンあり)を生成してくれる数式を埋め込んだ、エクセルのファイルです。
ISBN10←→13変換(Excel形式)
今回の桁数の変更にともない、チェックデジットの計算方式および書式が変わります。正確なところは日本図書コード管理センターなりが出しているちゃんとした文書を見ていただくとして、要は「全部計算しなおし」しなければならないわけです。もちろん、13桁になる、というのは現在本の後ろについている、「JANコード」と一致する、ということなので、既刊の場合現物を見れば正しい新ISBNはわかるし、一点だけ調べたい、といったケースならチェック・デジット検算<日本図書コード管理センターのような便利ツールもネットにはたくさんあるので、別にわざわざエクセルで作り直すこともないんですが、既刊のデータを一気に変換したい、といった場合、なかなか便利かな、と。データベースをカリカリに組んでいれば、どこかで変換テーブルをひとつ書いて参照すればいいんですが、まあなかなか現場ではそういうわけにも行かないと思いますんで、こういった小道具が何かの役に立つかと思います。
ご意見などいただければ幸いです。

中小出版社社員です.
ずっと探してましたこんなエクセル.
去年一度探したときはみつけられませんでした.
本日無事,小社書籍約1.000冊のDBを
新ISBNに変換できました.
ありがとうございます.
あなたは神です.
PS
太郎次郎エディタス様,御社の
大沢先生の識字の書籍,感動しました.
直接関係ありませんが,どうしても伝えたく.
(コメント、勝手ながらこちらに移動させていただきました。加えて、コメントがうまくできない状態にあったことを深くお詫びいたします。)
お使いいただき、ありがとうございます。
お役に立てて光栄です。本当はあと何個かISBNがらみのツール提供企画があったのですが、なかなか着手できずにいます。
これをはげみに、がんばります。
利用者、かつ小社書籍読者のかた、コメントありがとうございます。
じつは小社も、自社内の置換は先週にやったばかりだったりします。
このexcelシートを使って、4桁の書名記号が許す限り(1万点)の変換結果シートをつくり、access内で変換テーブルに利用し、一気に書籍マスタのテーブルを書き換えました。
マスターコードに5桁を使っていた、セットものなどのマスタを危うく全削除しそうになってしまったことはヒミツです。
しかし、webは未対応だったりします。
今後、数年はあちこちに10桁と13桁が混在してややこしいことになるでしょうが、おたがい、このツールなどを活用しながら、ぼちぼちやっていきましょう。