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Jリサーチ出版

Jリサーチ出版サイト名…Jリサーチ出版
公開日…2007年3月5日
主な担当箇所…

  • サイトの新規作成
  • ナビゲーション・SEO対策。CSS+XHTMLによるページ作成方法のWeb標準化
  • 書誌情報を版元ドットコムサイトとリアルタイム連動
  • サイト内全文検索・問い合わせフォーム等の設置

コメント…Jリサーチ出版からいただいたリクエストは、迂闊に夢物語を売り込まないことを身上としている我々をも動揺させる、現実路線でした。

Jリサーチ出版のサイトのコンセプトは何か。
それは、「お客からの問い合わせを減らすサイト」なのです。

やれ双方向コミュニケーションだ、CGMだ、とバズワードが喧しく飛び交うWeb業界に真正面からケンカを売りまくるようなフレーズですが、彼らにとって、自社をTOEFLの事務局か何かと勘違いして電話してくるお客を、正しく(TOEFLのサイトなりに)導いてあげるサイトづくりこそ、会社としてのサービスであり、一方ではそんなことに忙殺されるよりは編集なり営業なりに時間を割くべき、という、確固たるポリシーがあって、このような結論に達しているわけです。出版社のサイトづくりも、正解は一つではない、ということを思い知らされた案件でした。

ということで、このサイトは、

  • 書誌情報の(版元ドットコムサイトとの連動による)自動更新
  • ジャンル分け・発売日による関連書・新刊の自動紹介
  • お客・書店からのお問い合わせ機能

といったベーシックな機能を中心に、余計な機能を盛り込まず、Jリサーチの書籍に合わせた細かなチューニングに徹したごくごくシンプルな構成です。限りなく「素」に近いサイトづくりの例、として参考にしていただければ、と思います。

余談ですが、Webサイト立ち上げ、というフレーズの持つ響きは、人をユメとキボーに駆り立ててしまう何かがあるようです。最初は冷静だった打ち合わせも、熱を帯びてくるにつれて「いや、Webサイトは銀の弾丸じゃないし、ましてやボクらはドラえもんでもケロン人でもありませんから」とついツッコんでしまいそうになることも多々あるのですが、これはどうやら、「発注者が、サイト立ち上げ、および立ち上げ後の(内部)制作コストを勘定に入れてないから」に起因することが大なのではないか、という疑惑を抱いています。シンプルな構造から離れれば離れるほど、立ち上げ直後は一見華やかになりますが、現場の負担はずしりと増えます。この部分を見落とさない、シビアな計画が望ましい、と考えています。

こういったことを打ち合わせの段階で、双方の「課題」として認識してもらえるよう、分かりやすく提示していくことも弊社の課題のひとつです。

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日高崇

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