サンライズ出版

サンライズ出版サイト名…サンライズ出版
公開日…2007年10月5日
主な担当箇所…

  • サイトのリニューアル
  • ナビゲーション・SEO対策。CSS+XHTMLによるページ作成方法のWeb標準化
  • 書誌情報を版元ドットコムサイトとリアルタイム連動
  • 外部ブログサービスを利用していた、既存ブログのコンテンツのエクスポート、新サイトのスタッフブログとしてインポート
  • (版元ドットコム上に存在しない)自費出版物・グッズデータの一括登録機能
  • その他、ほぼ全てのコンテンツをブログエントリとして再構築
  • 外部ショッピングサイト機能の自社サイト内への移行
  • 書誌情報への情報追記機能
  • 追記機能を利用した、GoogleMapの、書誌ページへの埋め込み
  • GoogleCalendarによる、関連イベント等の情報発信および、お知らせコーナーへの埋め込み
  • サイト内全文検索・出版物50音別インデックス・問い合わせフォーム等の設置

コメント…「ひこにゃんの会社ですよ」と言うとみなさんうなずいてくれるのですが、社の歴史は古く、前身である「サンライズスタディオ」は創業昭和5年。80年近くの歴史があります。当時の最先端技術であった謄写版印刷をいちはやく彦根町(当時)にもたらしただけでなく、カルチャースクールのはしりである洋裁学校運営に携わる等、地元の文化事業やイベントに多く貢献されていたそうです。技術と文化を発信していた、今で言う「情報ハブ」のような存在だったのでは、と思われます。

そして現在も、サンライズ出版は多くのイベントを企画し、地域の文化事業団体に深く関わり、自費出版を通じて地元の文化振興につとめています。その流れの結果として、多くの書籍を「版元」として出している……。といった、企業活動の循環をサイトにおいても表現すべきである、と我々は考えました。

システム面では、ニュース・ブログ・書誌情報・Duet……とほぼ全てのコンテンツをひとつの管理画面から更新できるようにし、更新の手軽さを保つように努めました。また、サンライズ出版は版元ドットコム会員であるので、当然書誌情報については完全に流用できるのですが、自社サイトとしては、一般書籍も、自費出版物も、グッズもひとつのカートで購入できるようにする必要があり、「版元ドットコム経由」のデータと、「自社登録分」のデータを一本化するよう工夫しました。

また、サンライズ出版では、特にグッズのように、複数の画像を使って商品説明をしたい、といったニーズもあり、これらを商品登録後に自由に追記できるよう、工夫しました。さらに、追記システム活用の一例として、本に登場するスポットをGoogle Map上にポイントしたものを埋め込む、といったサンプルも作成してあります。地域情報を発信するサイトとして、コンテンツを豊かにすることと、SEO対策の一石二鳥を狙っています。

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日高崇