困ったときのビートルズ

歳をとって悲しいことの一つは、日増しに日常の中の新鮮な物が少なくなって、感動を覚える機会が少なくなってしまうことかな?

音楽一つをとっても、個人的に昔と今では全然感動の質が違うような気がする。ということで、私が多感な頃に出会い、その頃の感動を今でも覚えているような曲を少しずつ紹介していくシリーズ。

記憶を遡ってまず思いつくのがこの二曲、私が中学の頃に出会ったビートルズの’Here there and every where’ と’A day in the life’。

当時、兄貴がラジオから録音したものを聴いていたのだが、最初、音楽的に耳のまだ肥えていない私は、この二曲はおなし曲だと思っていた。どちらも大変美しいメローディーランで、独特の浮遊感を感じさせるような音使い。それぞれポールとジョンの作品、メローディーだけでいったら、間違いなく個々の最高傑作だと私は思っているのですが….。これらの曲を聴くと不思議と気持ちいい感じになっていたものです。

自分で楽器を始めてからは、ビートルズとはしばらくご無沙汰だったのだが、YouTubeでのお宝動画をみてから、少しマイブーム再来。当時よりも耳は良くなっているようなので、暇なときはコード進行を耳コピして一人で弾き語り。うーんやっぱり、ビートルズいいかも。当時は気がつかなかったようなコード進行などの工夫なんかに気がつく。

歳をとって良いことの一つは、物事を少しだけ深く味わえるようになることなのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

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