ソースを確認するためのFirefox拡張をもうひとつ続けます。
ViewSourceWith(作者サイト:Dafizilla : ViewSourceWith)はページのソースを好きなエディタで開くように出来る拡張です。タグを詳細に色分けしてくれるように設定してあるエディタで開くようにするとより分かりやすい、というような利点がありますが、もしも「それだけ」ならViewSourceWithを使う方が圧倒的に便利、というほどではないでしょう。ViewSourceWithには別の利点もあります。
Continue Reading
お仕事
書籍用バーコード生成イラストレータ書類作りました
[2011-06-22追記]
いろいろ、アップデートしました。新版は「書籍用バーコード生成イラストレータ書類v1.1作りました」からどうぞ。
版元ドットコムのメーリングリストを読んでいない方には何のことやら、ってな話なんですが。
バーコード入りスリップ2 ver 1.0.1(Illustrator形式)
だいたいのことは「最初にお読みください」に書いたので、そちらをどうぞ。
今回のブツは(今までも大体そうなんですが)、版元ドットコム会員社のみなさまのアドヴァイスなしには完成しませんでした。重ねて御礼申し上げます。
で、ちょっと宣伝。
そのいち:「一点ずつの生成はいいんだけど、ウチは既刊千点以上。全点のバーコード欲しいんだよねー」とお悩みの版元さん、実はすでに版元ドットコムサイトには、ISBNから一気にバーコードを生成するロジックを組み込み済みです。ISBN/Cコード/定価の組をいただいて、アウトライン済みのPDF書類、あるいはInDesign書類として納品が可能です。もしご興味のある方は弊社までご一報ください。(えー、こちらは有料でございます)
そのに:バーコード内製の際は、事前にバーコードリーダーによる校正が必須ですよね。お求めの際はぜひこちらから。
読書用品/快読ショップYomupara バーコードリーダー \8,820
ということで、ひとつよしなに。
[2007-10-08追記]
フォントの購入先変更に伴い、お読みくださいだけアップデートしたver 1.0.1をリリースしました(イラストレーター書類自体には変更ありません)。
—————————————————————————————————-
バーコード入りスリップ2 ver. 1.0.1
[2007-10-08] HIDAKA Takashi http://sd.pot.co.jp/
—————————————————————————————————-
【これは何?】
書籍用のバーコード、どうやって作っていますか? 印刷所まかせ? イラストレーターのプラグイン? 今後、スリップやシールに入れたり、社内での管理に援用したりと、バーコード活用の幅が広がっていくと思います。そんなとき、印刷所からフィルムやデータをもらったり、また、アウトライン化してしまった図形のデータで持っていたりだと、なかなか再利用が難しいですよね。もっと自由にバーコードを活用できるよう、イラストレータ(とフォント)があればバーコードを手元でどんどん作れるのがこのイラストレータ書類です。(ちなみに、なぜ「2」かというと、最初にバーコード入りスリップのひな形、として公開されたものを下敷きにしているからだったりします)【動作環境】
Macintosh版Adobe Illustrator CSで動作を確認しています。Windows版Illustrator8、Macintosh版Illustrator10での動作報告もありますので、基本的にIllustrator8以上ならば大丈夫でしょう。また、バーコードフォント、OCR-Bフォントについては必ずご用意ください。【使い方】
・ISBNコード/192+Cコード+本体価格+チェックデジットについて、以下の1などを使用して計算・検算する
・ISBNコード/192+Cコード+本体価格+チェックデジットを、以下の2にある生成フォームによりJANコード用バーコード文字列に変換する
・「コード確認用」の部分に、それぞれのバーコード文字列、数字を貼付ける
・いったんプリントアウトして、バーコードリーダー等で読み取りを確認
・それぞれ、スリッップの該当の箇所に貼付けて出来上がり【使い方のヒント】
・このファイルで使用しているフォントのうち、「JANコード用バーコードフォント」と「OCR-B」は必須ですが、それ以外のフォントは好きなものに変えていただいて大丈夫です。
・紹介しているバーコードフォントは、あくまでも「サンプル版」ですので、商用利用される場合はかならずフォントをご購入ください。
・OCR-Bについては、多くのWindowsマシンには(Officeインストール時に)OCR-Bフォントが入っているようです。また、このファイルで使用しているフォントは、日本の多くの書籍で使われているOCR-Bフォントとはグリフがやや異なり(角が丸い)ます。指定以外のフォントを使用される場合は、「位置参照用(アウトライン済み)」のものと重ね合わせて、級数・字送り等を調整してください。
・OCR-Bのうち、リョービの数字+罫線パックにはいっていたもの(RcPOCR )を使う場合の調整は「17Q/トラッキング-35」にすると丁度合うようです。
・ほとんどの欧文フォントでは大丈夫だと思いますが、定価の前に入っている「¥」がまれに文字セットに入っておらず、化けることがあります。フォントの種類を変えるときはご注意ください。【参照情報】
1●ISBNコード等のチェックデジットを計算・検算
http://www.isbn-center.jp/cgi-bin/checkdizit_new/isbn.cgi
2●ISBNコード等からJANバーコード用文字列を生成
http://barcode.lerx.to/calc/index.php
3●JANコード用バーコードフォントの入手先
http://www.vector.co.jp/soft/data/writing/se293727.html?y
※注意!! 上記フォントは非商用利用に限定されています。ご利用の際は、
amazon.com(パッケージのみ)
メーカー
http://barcode.lerx.to/shop/
からの購入を推奨いたします。
4●OCR-Bフォントの入手先
http://ansuz.sooke.bc.ca/software/ocrb.php【免責事項】
●このファイルはフリーウエアです。転載は自由に行って下さい。また、万が一このファイルの使用によってデータ損失等の損害が生じた場合でも、作者および転載者は責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。ご感想・ご意見・バグ報告などありましたらご一報をお願いいたします
【謝辞】
テスターの方々:須田正晴(太郎次郎社エディタス)、新田準(凱風社)
アドヴァイスをいただいた方々:沢辺均(ポット出版)、須田正晴(太郎次郎社エディタス)、新田準(凱風社)、塚田敬幸(彩流社)ほか、版元ドットコム会員社のみなさま
スリップデザイン:沢辺均(ポット出版)
(※敬称略)【更新履歴】
2007-10-08 1.0.1リリース JAN用バーコードフォントの購入先をアップデート
2007-02-17 1.0リリース
マツワル「現場直行」シリーズをより楽しく読むには
11/21まで絶賛購読申込中の「マッツ・ザ・ワールド」(松沢呉一のメールマガジン(有料))ですが、最近、「現場直行」シリーズというのをやっています。雰囲気が分からないと思うのでちょっとだけ引用。
●第三十八現場
このシリーズ、どういうもんだか、地域に偏りが出てしまいます。人口が少なく、よ
って報道される機会が少ない鳥取県がなかなか出てこないのは当然として、東京や大
阪より福岡の登場頻度がこうも高いのはどうしてでしょう。せっかくなので(なにが「せっかく」なのかわからないです)、今更ながらに筑前町立
三輪中学に行ってみましょう。
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=33%2F26%2F0.899&lon=130%2F37%2F48.601&layer=1&
sc=3&ac=40447&p=%C3%DE%C1%B0%C4%AE%A1%A1%BB%B0%CE%D8%C3%E6%B3%D8&size=s&
mode=aero田んぼの中の学校です。私もこういう学校に通っていたことがありますが、長閑だか
ら学校も長閑ということはまったくなくて、殺伐とした都会の学校が殺伐としている
わけでもない。(「< マッツ・ザ・ワールド>第 1091号 現場直行23」より)
……とまあ、こういった感じで配信されてくるのですが、要は最近流行のWeb上の地図サービスの、長い長いURIが結構な頻度で登場するんですね。(このほかに、ニュースサイトのバックナンバー系もときどきエラく長くなります)これらは、原則としてhttp:で始まるところからお尻まで全部、Webブラウザに渡してあげないとちゃんと見えません。(中途半端に渡しても、結構それなりに表示されてしまうので気がついていない方も多いかもしれませんが)
ちゃんと表示するには、 Continue Reading
ISBN10←→13桁変換エクセルファイル作ってみた
2007年より、ISBN(国際標準図書番号)の規格が変更になり、(ハイフンを除いた)桁数が10桁から13桁に増えるわけで、2006年も押し迫って来たこの自分に技術面、政治面での話し合いがきっちり落ち着いていない(ように私には見える)出版業界というのもどうなんだ、と思わないでもないんですが、折角なのでこの波に乗って、こんなものを作ってみました。タイトルで大体見当ついていると思いますが、 Continue Reading
どっちがウケるかなあ
自分らで更新しないと誰も更新してくれない(当たり前)ので、2ヶ月近くもデザインと著作権についてモノ申すサイトのような印象を与えつづけてしまいましたが、ネタはなんぼか溜まっておるのです。しかし、表に出そうとすると許諾とかドキュメント整備とかそれなりにしないとなーと気が重い。そんなネタをいくつかさわりだけ。反響がもしあればそちらから公開に向けて善処する次第であります。 Continue Reading
芳賀沼製作
版元ドットコム
サイト名…版元ドットコム
公開日…2005年6月6日
主な担当箇所…
- サイトデザインの全面リニューアル
- ナビゲーション・SEO対策。CSS+XHTMLによるページ作成方法のWeb標準化
- ブログによる、「版元日誌」「版元ニュース」コーナーのリニューアル
- 静的ページの役割再設計によるデータベースサーバへの負荷低減
コメント…2002年頃からサイト・システムともに開発・保守を担当しているサイトです。内部的には何度か大きなリニューアルを行っているのですが、今回は意外にもはじめてのデザイン面でのリニューアルでした。
増築をかさねたコンテンツについては、会員社のメンバーがWeb編集部として再整理・リライトし、ナビゲーション面もかなり強化して、サイト内での回遊がしやすいよう設計しなおしました。
今回のサイト全面リニューアルは二段階の計画で、今回は第一段階のデザイン面のリニューアルでした。次なる段階は、いよいよデータベース部分の書き直しです。今となっては足枷となっているファイルメーカーからMySQLへとデータベースエンジンを乗せ換えます。(かなりタフな案件になりそうです……。)
なお、このお仕事は現在弊社役員となった石塚と協同して進めた、はじめての仕事でもあります。
iTunesでテープ起こしセット0.2
前バージョンは「アプリ起動」をキーに割り当てるタイプのユーティリティを併用することを想定しており、その結果AppleScriptをアプリケーション形式にしなければならず、特に遅いマシンでは軽快とはいいがたい動作になってしまっていました。(一番最初に作ったものはKeyboard Maestroでスクリプト書類形式のものを叩く仕様だったんですが、有料ユーティリティーってなかなか人に薦めづらいぢゃないですか)
で、先日某S先輩から連絡をいただいたのを機に、もう少しマジメにAppleScriptの直接実行が可能なキーボードショートカット割り当て系ユーティリティーを探してみました(ああ……QuicKeys……アキバのソフマで投げ売りされてた海外版のアップグレードをむりくりSRAに頼んだら本国にたらい回しにされたのう……)。 Continue Reading
準備:その2:Firefox拡張
Web 制作にあると便利な Firefox 拡張を挙げておきましょう。
- Web Developer Extension
個人サイトの方(IKIMNO net club 内のFirefox Extensions#2)で簡単に紹介していますが、これは「今すぐ全部の機能を使う予定がなくてもとにかく入れておけ」です。アレを確認したい、一時的にこういう状態で見てみたいなどの欲求が出てきたとき、おそらくそのほとんどに応える機能が含まれています。 - Html Validator
これも同じく個人サイトの方(IKIMNO net club 内のFirefox Extensions#2)で紹介していますが、リアルタイムで HTML のエラーを知らせてくれる拡張です。ミスが発見された場合にはソースを参照しながら、どこが、なぜ間違っているかもズバリ教えてくれます。
何度もソースをいじっているうちに終わりタグを落としてしまったり、他のソースからコピー & ペーストしてきたら <br /> と <br> が混在してしまったりといったような単純だけれど見落としがちなミスを簡単に確認できます。
残念なことに Windows 版しかありません。ベースに使っている HTML Tidy には Mac OS X 用も存在しているので、Mac でも使えるようになって欲しいと願っています。 - JSActions
JavaScript で Firefox のコンテクストメニューから様々なこと出来るようにする拡張なわけですが、個人的に連日大活躍しているのが「〜で開く」スクリプトです。これを使って Firefox で作業中のページを他のブラウザで次々開いて確認します。基本のスクリプトセットに入っている「IE_で開く.js」を書き換えれば必要なだけ幾つでも他のブラウザ用のものを作れます。準備:その1:ブラウザ:Windows 環境に挙げたブラウザ(IEの旧バージョン含む)は全てこのようにして利用しています。
JSActions そのものは Mac でも使えるのですが、Mac が開発環境に加わってから日が浅いので Mac で同じことをするためにはどのようにスクリプトを書いたらいいかはまだ調べていません。ごめんなさい 。
phpでインクルードする際の定番コード
php関連の作業をしつつ、「定番コード」みたいなのをまとめています。
まだまだごく基本的なものばかりですが。
その壱・(ヘッダやフッタ、ちょっとしたページ構成パーツなんかの)ファイルを読み込んで、適切な文字コードで出力
<?php
$result = file_get_contents("ここにurlあるいはファイルパス");
$result = mb_convert_encoding($result, "EUC-JP","auto");
$result = str_replace("\r", "\n", $result);
echo $result;
?>
その弐・ <=4.2.xなフザけた環境(アイルの古い契約の共用サーバとか。新製品投入は結構だけど、もうちょっと昔のお客を大切にしてもバチはあたらんと思いますがねえ。。)だと、file_get_contentsが使えないので、
<?php
$handle = fopen ("ここにurlあるいはファイルパス", "r");
while (!feof ($handle)) {
$buffer = fgets($handle, 1048576);
$buffer = mb_convert_encoding($buffer, "Shift_JIS","auto");
echo $buffer;
}
fclose ($handle);
?>
うむ、ラクチンですな。ソースコード眺めるときのことを見越して、改行コードの処理もやっといてあげるのがSD流。「後工程はお客様」であります。