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準備:その1:ブラウザ:Windows 環境

淡々とHTMLがらみのお仕事について書いてみるエントリ。
ちょっとした CSS テクニックみたいなものは参考になるものがネット上にかなりあるわけですが、ふと冷静になってみると、どんなブラウザをどこから入手して表示確認に備えるか、みたいな、基礎的なことをまとめた情報が比較的少ないので、書いてみようかなという面もあります。
ということで、最初は準備:その1:ブラウザ
出来るだけたくさんのブラウザで表示確認をしながら作業を進めた方がいいというのは理想論として100%正しいわけですが、なかなか実現しにくいので、とりあえず以下にあげるものくらいを準備しておけばいいのではないか、と思います。

Windows 環境

Firefox
W3C の勧告への準拠度合いが高いブラウザという意味で、Firefox の最新版をデフォルトの表示確認用にします。
(個人として利用するにあたってインターフェイスが好きかどうかとか、ちょっと重いからいまいち、というようなことは、ここでは無視しますし、そういう面での議論に突入するつもりも全くありません。あくまでも道具として考えた場合には、ということ。以下全て、同様)。
利用ユーザが最新版に乗り換えて行くタイミングが速いのでとりあえず最新版を使っていれば問題ないと思いますが、念のためにひとつ前のバージョンは手元に残しておくとよいでしょう。
すでに手元にない場合は、Mozilla の FTP サイトからどのバージョンでも落とせます。
Index of /pub/mozilla.org/firefox/releases
通常使用する最新バージョンとは別のディレクトリにインストールすれば複数バージョンをインストールできますし、プロファイルを別に用意しておき複数の Firefox を同時起動する – えむもじらなどの記事を参考にして準備をしておけば、同時起動も可能です。

Opera
Opera も W3C の勧告への準拠度合いが高いブラウザとして利用します。
Firefox とは一部の要素の margin や padding の取り方が異なるので、どちらか一方だけを使うということではなく、両方を利用するようにします。知識としては頭にたたき込んでいるつもりでも、つい忘れてしまうことがしばしばあるので、やはり実際に表示させながら確認した方がよいです。
Operaも、出来ればひとつ前のバージョンは手元に残しておいた方がよいでしょう。
Firefox の場合はバージョンがあがるごとに「機能が追加されていく」ことが多いという印象ですが、Opera の場合は「レンダリングの挙動が変化する」場合が時々あるので、メジャーなバージョン番号違いでひとつ前、というものが思わぬ落とし穴になることもあります。
Index of /pub/operaから入手できます。
インストール時に上書きせずに別ディレクトリにしておけばバージョン違いを同時起動させられます。

Lynx
Windows 上で実際にこのブラウザを日常的に使用しているという人は、もちろん非常に少ないはずです。これはあくまでも「テキストブラウザで確認してみることで、基本的な HTML 構造がおかしくないか、alt の付け方などは適切か」といったようなことを確認する道具という位置づけです。
親切のつもりで書き込んだ alt の内容が、実はひたすらテキストのみで追って行ってみると文脈としてかえっておかしくなっているとか、リンクの文字列を繰り返してしまっているので役に立たないどころか鬱陶しいだけだとか、そういうことは通常の表示だけで確認していてもなかなか気付けないものです。

Netscape Communicator
上記から日本語版の 4.75 が入手できます(日本語版としては 4.x 系列の最後のもの)。
まあ正直なところ、私自身も滅多に使いません。
ただ Netscape Communicator4.x バージョンに CSS を適用させないハックが正しく効いているかどうかなどの非常に基本的なことを念のために確認するために利用します。

●Internet Explorer
Windows にはその時々の最新版がプリインストールされていますが、それだけに古いバージョンでの表示確認がやっかいです。
シェアは大きいですが、実はマシンを購入した時に入っていたものをバージョンアップしないまま使い続ける人もいる、というあたりがむしろ頭が痛く、最新版でだけ確認していればいいというわけにはいかない実情があります。
通常 Internet Explorer はバージョン違いをインストールすることは出来ませんが、evolt.org – Browser Archiveで入手できる standalone 版を利用すると、バージョン違いをインストールし、同時起動できます。

…。
書いてみたらすごく長くなってきたので、Mac 環境はまた次回。

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石塚昭生

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