すぱむすれいやーず・3

弊社ではRBL.jpを参照させてもらいつつ、ここに協力していくことでスパム対策をがんばろう、という方針だったのですが、いかんせん一月あたり7万通余やってくるスパムメールをうまいことさばく方法を思いつかず、たまに思いついたように数通ばかり、RBL.jpが有志でやっている登録システムに手動登録していました。作業自体は、

  1. スパムメール来る(作業しやすいよう、一カ所に集めておく)
  2. ソースを確認して、発信元IPを特定
  3. メールタイトル、発信元IP、メールソース全部を通報システムに登録

と、他愛もないものなのですが、どんなに慣れてもそうそうハカが行くものではありません。隙間の時間にがんばってやっても、せいぜい数十通、ちょっと忙しくなったら「そんなことしてられない」です。ここをなんとか効率化したい、と長年考えていたのですが、このたびついに実現できました。 Continue Reading

Firefox拡張:Foxmarks Bookmark Synchronizer

おそらくWebサイトに関わっている多くの人が、複数の異なるOS、物理的に複数の場所にあるマシン、等の間を日常的に渡り歩きながら作業しているんじゃないかと思います。こんな時にちょっとだけ困るのが「あー、あの参照先はAのマシンのFirefoxにしかブックマークしていなかったんだ」というような、ブックマークの不統一です。
特に私の場合記憶力の弱さには絶対の自信があるのでURLなんか覚えちゃいませんし。

Foxmarks Bookmark Synchronizerは異なるPCにインストールされているFirefox同士のブックマークをバックグラウンドで常に同期してくれる拡張です。所有する複数台のPCの Firefox、自宅のFirefoxと職場のFirefox、というようなケースに対応できますし、Windows・Mac OS X・Linuxのプラットフォームを越えても同期出来ます。
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Firefox拡張:ViewSourceWith

ソースを確認するためのFirefox拡張をもうひとつ続けます。
ViewSourceWith(作者サイト:Dafizilla : ViewSourceWithはページのソースを好きなエディタで開くように出来る拡張です。タグを詳細に色分けしてくれるように設定してあるエディタで開くようにするとより分かりやすい、というような利点がありますが、もしも「それだけ」ならViewSourceWithを使う方が圧倒的に便利、というほどではないでしょう。ViewSourceWithには別の利点もあります。
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インスタント食品の賞味期限なんて飾りだろ

つーかついこないだ喰ったし>賞味期限3ヶ月オーバーのUFO

なんか、麺がカビ臭いのはいいとして、ソースに妙な果実っぽさが。なんだかファンタジーな味わいです。Oh!myコンブもビックリなフルーティーさ。

捨てました。ええ。捨てました。

焼きそば全部確認したら賞味期限半年切れが3つ、3ヶ月切れが15個くらいありました。3ヶ月の方?うん。普通にフルーティでした。

「ポットの日誌 – 熟成焼そば」より

こないだのペコちゃん祭りのおかげでもともと遭遇率の低かったネクターが一層発見しづらくなるかと思うと、食料自給率だとかフードマイレージだとか小理屈をこねるまえにもっとやることがあるのではないかと憂慮する次第であります。これからも目先の数字に惑わされず、賞味期限の限界を一歩一歩自分の足で確かめて行きたいものです。(そんな大げさな話ではない)

# はっ、トラバ打ちたさにただの日記みたいになってしまった

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書籍用バーコード生成イラストレータ書類作りました

[2011-06-22追記]
いろいろ、アップデートしました。新版は「書籍用バーコード生成イラストレータ書類v1.1作りました」からどうぞ。

版元ドットコムのメーリングリストを読んでいない方には何のことやら、ってな話なんですが。

バーコード入りスリップ2 ver 1.0.1(Illustrator形式)

だいたいのことは「最初にお読みください」に書いたので、そちらをどうぞ。
今回のブツは(今までも大体そうなんですが)、版元ドットコム会員社のみなさまのアドヴァイスなしには完成しませんでした。重ねて御礼申し上げます。

で、ちょっと宣伝。

そのいち:「一点ずつの生成はいいんだけど、ウチは既刊千点以上。全点のバーコード欲しいんだよねー」とお悩みの版元さん、実はすでに版元ドットコムサイトには、ISBNから一気にバーコードを生成するロジックを組み込み済みです。ISBN/Cコード/定価の組をいただいて、アウトライン済みのPDF書類、あるいはInDesign書類として納品が可能です。もしご興味のある方は弊社までご一報ください。(えー、こちらは有料でございます)

そのに:バーコード内製の際は、事前にバーコードリーダーによる校正が必須ですよね。お求めの際はぜひこちらから。

読書用品/快読ショップYomupara バーコードリーダー \8,820

ということで、ひとつよしなに。

[2007-10-08追記]
フォントの購入先変更に伴い、お読みくださいだけアップデートしたver 1.0.1をリリースしました(イラストレーター書類自体には変更ありません)。

↓同梱の「最初にお読みください」です。

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バーコード入りスリップ2 ver. 1.0.1
[2007-10-08] HIDAKA Takashi http://sd.pot.co.jp/
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【これは何?】
書籍用のバーコード、どうやって作っていますか? 印刷所まかせ? イラストレーターのプラグイン? 今後、スリップやシールに入れたり、社内での管理に援用したりと、バーコード活用の幅が広がっていくと思います。そんなとき、印刷所からフィルムやデータをもらったり、また、アウトライン化してしまった図形のデータで持っていたりだと、なかなか再利用が難しいですよね。もっと自由にバーコードを活用できるよう、イラストレータ(とフォント)があればバーコードを手元でどんどん作れるのがこのイラストレータ書類です。(ちなみに、なぜ「2」かというと、最初にバーコード入りスリップのひな形、として公開されたものを下敷きにしているからだったりします)

【動作環境】
Macintosh版Adobe Illustrator CSで動作を確認しています。Windows版Illustrator8、Macintosh版Illustrator10での動作報告もありますので、基本的にIllustrator8以上ならば大丈夫でしょう。また、バーコードフォント、OCR-Bフォントについては必ずご用意ください。

【使い方】
・ISBNコード/192+Cコード+本体価格+チェックデジットについて、以下の1などを使用して計算・検算する
・ISBNコード/192+Cコード+本体価格+チェックデジットを、以下の2にある生成フォームによりJANコード用バーコード文字列に変換する
・「コード確認用」の部分に、それぞれのバーコード文字列、数字を貼付ける
・いったんプリントアウトして、バーコードリーダー等で読み取りを確認
・それぞれ、スリッップの該当の箇所に貼付けて出来上がり

【使い方のヒント】
・このファイルで使用しているフォントのうち、「JANコード用バーコードフォント」と「OCR-B」は必須ですが、それ以外のフォントは好きなものに変えていただいて大丈夫です。
・紹介しているバーコードフォントは、あくまでも「サンプル版」ですので、商用利用される場合はかならずフォントをご購入ください。
・OCR-Bについては、多くのWindowsマシンには(Officeインストール時に)OCR-Bフォントが入っているようです。また、このファイルで使用しているフォントは、日本の多くの書籍で使われているOCR-Bフォントとはグリフがやや異なり(角が丸い)ます。指定以外のフォントを使用される場合は、「位置参照用(アウトライン済み)」のものと重ね合わせて、級数・字送り等を調整してください。
・OCR-Bのうち、リョービの数字+罫線パックにはいっていたもの(RcPOCR )を使う場合の調整は「17Q/トラッキング-35」にすると丁度合うようです。
・ほとんどの欧文フォントでは大丈夫だと思いますが、定価の前に入っている「¥」がまれに文字セットに入っておらず、化けることがあります。フォントの種類を変えるときはご注意ください。

【参照情報】
1●ISBNコード等のチェックデジットを計算・検算
http://www.isbn-center.jp/cgi-bin/checkdizit_new/isbn.cgi
2●ISBNコード等からJANバーコード用文字列を生成
http://barcode.lerx.to/calc/index.php
3●JANコード用バーコードフォントの入手先
http://www.vector.co.jp/soft/data/writing/se293727.html?y
※注意!! 上記フォントは非商用利用に限定されています。ご利用の際は、
amazon.com(パッケージのみ)

メーカー
http://barcode.lerx.to/shop/
からの購入を推奨いたします。
4●OCR-Bフォントの入手先
http://ansuz.sooke.bc.ca/software/ocrb.php

【免責事項】
●このファイルはフリーウエアです。転載は自由に行って下さい。また、万が一このファイルの使用によってデータ損失等の損害が生じた場合でも、作者および転載者は責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。

ご感想・ご意見・バグ報告などありましたらご一報をお願いいたします

【謝辞】
テスターの方々:須田正晴(太郎次郎社エディタス)、新田準(凱風社)
アドヴァイスをいただいた方々:沢辺均(ポット出版)、須田正晴(太郎次郎社エディタス)、新田準(凱風社)、塚田敬幸(彩流社)ほか、版元ドットコム会員社のみなさま
スリップデザイン:沢辺均(ポット出版)
(※敬称略)

【更新履歴】
2007-10-08 1.0.1リリース JAN用バーコードフォントの購入先をアップデート
2007-02-17 1.0リリース

FONはぢめました

Join the FON movement!ポットでも始めました。
FONマップで弊社付近(渋谷区神宮前2-33-18)を表示してみてください。電波飛ばしまくりです。
FONについては、プロバイダとの契約内容云々で、このサービス自体にネガティヴな反応をしている人もいるようですが、まずはこの快挙を素直に称えたいですね。細かな法的不備はいろいろあるでしょうが、まずは乗っかってみました。マップが緑になっているのを眺めると、何か「制圧した感」があっていいですね。「目指すは全国制覇じゃあ!!」みたいな(どんなノリだ。中2病か)。

お近くで無線LANご利用の際は、Foneroになってぜひどうぞ。

OP25B(Outbound Port25 Blocking)対応してますが何か

ほとんど業務連絡のようなものですがひとつご容赦。

近年、大手プロバイダにて続々とOutbound Port25 Blockingが実施されています。大層な横文字ですが、要はスパムメールを減らすための対策の名前です。ご契約のプロバイダ(この場合、「インターネット「接続」のサービスプロバイダ」を意味します)がOP25Bをやっている場合、弊社のメールサーバを使って、メールを送信する方法が変わってきます。対処方法はお使いのメールクライアントによって変わってきますが、ポイントは「送信メールサーバのポート番号を587にする」ということです。いくつか具体的な対処方法を説明しているサイトを紹介しておきます。(手抜きですんません) Continue Reading

年末年始営業のお知らせ

2006年12月29日より2007年1月8日まで
スタジオ・ポットSDは通常業務をお休みさせていただきます。
サーバ不具合などシステム面の障害、その他著しく緊急性が高いと認められる事項はこの期間中も対応しますが、その他の通常業務はお休みとさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

マツワル「現場直行」シリーズをより楽しく読むには

11/21まで絶賛購読申込中の「マッツ・ザ・ワールド」(松沢呉一のメールマガジン(有料))ですが、最近、「現場直行」シリーズというのをやっています。雰囲気が分からないと思うのでちょっとだけ引用。

●第三十八現場

このシリーズ、どういうもんだか、地域に偏りが出てしまいます。人口が少なく、よ
って報道される機会が少ない鳥取県がなかなか出てこないのは当然として、東京や大
阪より福岡の登場頻度がこうも高いのはどうしてでしょう。

せっかくなので(なにが「せっかく」なのかわからないです)、今更ながらに筑前町立
三輪中学に行ってみましょう。
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=33%2F26%2F0.899&lon=130%2F37%2F48.601&layer=1&
sc=3&ac=40447&p=%C3%DE%C1%B0%C4%AE%A1%A1%BB%B0%CE%D8%C3%E6%B3%D8&size=s&
mode=aero

田んぼの中の学校です。私もこういう学校に通っていたことがありますが、長閑だか
ら学校も長閑ということはまったくなくて、殺伐とした都会の学校が殺伐としている
わけでもない。

(「< マッツ・ザ・ワールド>第 1091号 現場直行23」より)

……とまあ、こういった感じで配信されてくるのですが、要は最近流行のWeb上の地図サービスの、長い長いURIが結構な頻度で登場するんですね。(このほかに、ニュースサイトのバックナンバー系もときどきエラく長くなります)これらは、原則としてhttp:で始まるところからお尻まで全部、Webブラウザに渡してあげないとちゃんと見えません。(中途半端に渡しても、結構それなりに表示されてしまうので気がついていない方も多いかもしれませんが)

ちゃんと表示するには、 Continue Reading