版元ドットコム訪問サポートで沖縄へ

ボーダーインクにて新城さんと行って来ました。十日ほど前に。

版元ドットコムサポートにかこつけて、アクアコーラル企画と、ボーダーインクにお邪魔して参りました。写真はボーダーインクの新城さんとのツーショット……はいいんだけど、なんなんだこの満面の笑みは。

いちおうまともな方のレポートはこちら

批評社

批評社サイト名…批評社
公開日…2007年3月7日
主な担当箇所…

  • サイトのリニューアル
  • ナビゲーション・SEO対策。CSS+XHTMLによるページ作成方法のWeb標準化
  • 書誌情報を版元ドットコムサイトとリアルタイム連動
  • ほぼ全てのコンテンツをブログエントリとして再構築
  • サイト内全文検索・問い合わせフォーム等の設置

コメント…実は、構造的にはJリサーチ出版とほぼ同じ、なのですが、外観の変更でここまでできる、というサンプルになっているか、と思います(実は、仕掛かったのはこちらのサイトがかなり前だったりします)。書誌データの自動更新+お知らせ機能に加え、「Niche」という新刊案内小冊子を定期刊行されているので、これをpdf公開していくコーナー、という、これまたシンプルな構成です。

なお、仕組み的としてはごくごく簡単な機能なのですが、我々が手がけたサイトのうち、出版社サイトでは初めて、Google Adsenseを導入しました。コーポレートサイトにおける広告、というのはなかなかバランスが難しいものですが、「出版社のサイトは、それ自体をメディアとして考えても良いのではないか」という仮説から、導入に踏み切ったものです。実際の収入としてはわずかな額ですが、サイトホスティング費用の補助くらいにはなりますし、なかなかアプローチしづらいアクセスの解析にも、モチベーションが上がるのではないでしょうか。

Jリサーチ出版

Jリサーチ出版サイト名…Jリサーチ出版
公開日…2007年3月5日
主な担当箇所…

  • サイトの新規作成
  • ナビゲーション・SEO対策。CSS+XHTMLによるページ作成方法のWeb標準化
  • 書誌情報を版元ドットコムサイトとリアルタイム連動
  • サイト内全文検索・問い合わせフォーム等の設置

コメント…Jリサーチ出版からいただいたリクエストは、迂闊に夢物語を売り込まないことを身上としている我々をも動揺させる、現実路線でした。

Jリサーチ出版のサイトのコンセプトは何か。
それは、「お客からの問い合わせを減らすサイト」なのです。

やれ双方向コミュニケーションだ、CGMだ、とバズワードが喧しく飛び交うWeb業界に真正面からケンカを売りまくるようなフレーズですが、彼らにとって、自社をTOEFLの事務局か何かと勘違いして電話してくるお客を、正しく(TOEFLのサイトなりに)導いてあげるサイトづくりこそ、会社としてのサービスであり、一方ではそんなことに忙殺されるよりは編集なり営業なりに時間を割くべき、という、確固たるポリシーがあって、このような結論に達しているわけです。出版社のサイトづくりも、正解は一つではない、ということを思い知らされた案件でした。

ということで、このサイトは、

  • 書誌情報の(版元ドットコムサイトとの連動による)自動更新
  • ジャンル分け・発売日による関連書・新刊の自動紹介
  • お客・書店からのお問い合わせ機能

といったベーシックな機能を中心に、余計な機能を盛り込まず、Jリサーチの書籍に合わせた細かなチューニングに徹したごくごくシンプルな構成です。限りなく「素」に近いサイトづくりの例、として参考にしていただければ、と思います。

余談ですが、Webサイト立ち上げ、というフレーズの持つ響きは、人をユメとキボーに駆り立ててしまう何かがあるようです。最初は冷静だった打ち合わせも、熱を帯びてくるにつれて「いや、Webサイトは銀の弾丸じゃないし、ましてやボクらはドラえもんでもケロン人でもありませんから」とついツッコんでしまいそうになることも多々あるのですが、これはどうやら、「発注者が、サイト立ち上げ、および立ち上げ後の(内部)制作コストを勘定に入れてないから」に起因することが大なのではないか、という疑惑を抱いています。シンプルな構造から離れれば離れるほど、立ち上げ直後は一見華やかになりますが、現場の負担はずしりと増えます。この部分を見落とさない、シビアな計画が望ましい、と考えています。

こういったことを打ち合わせの段階で、双方の「課題」として認識してもらえるよう、分かりやすく提示していくことも弊社の課題のひとつです。

2

カレンダーを自動生成したい

前回のつづき。

あ、そうそう、このカレンダーはAdobe Illustrator CSで作っております(と、ワザとらしい前振り)。

カレンダー、特に一年見渡すタイプのものは、4月始まりが嬉しい、という時もありますよね。というわけで、ちょっと気が早いですが4月始まりバージョン。

calendar200804-03.pdf

でも、折り返しの6月に、さらに一年先を見越した計画を立てたくなるかもしれません。そんなあなたに、6月始まりバージョン。 Continue Reading

お年賀です

年末、ちょっと目先の変わったことがやりたくて、カレンダーを作ってみました。一年分が見通せるタイプです。1280*854の、ワイドサイズ画面のPCの壁紙にすると丁度良い感じになります。

# アレ、pdfだとwinな人は使いづらいのかな。。ま、いいか。。

calendar2008.pdf

この項、もう少し補足するハナシがあるので、続きます

新年のごあいさつ

早くも、本年も残り96%ほどになってしまいましたが、
あけましておめでとうございます。本年もよろしくおねがいいたします。

紙資源節約のため、本エントリをもって年始のご挨拶とさせていただきます。

さて、昨年はようやくWebサイトとデータベースの連動、という一つのテンプレートを完成させることが出来、「小規模出版社サイト、いかにあるべきか」という課題についてひとつの回答を示せたのではないかと思います。

ここ数年(って創業2005年なんだから3年間なんですが)、取り組んできたのは、「ネットワーク上に書誌情報を、メーカーとして発信する/し続ける」仕組みづくりでした。この部分については、まだまだ取り組むべき課題はあるものの、大づかみなところではローコスト/ハイパフォーマンスなサイトを提案できるようになった、と自負しています。

この部分をクリアして見えてきた問いは、きわめてシンプルでした。 Continue Reading

日本林業調査会

日本林業調査会サイトサイト名…日本林業調査会
公開日…2006年11月9日(「現代林業電子辞典」公開:2007年8月16日)
主な担当箇所…

  • サイトデザインの全面リニューアル
  • ナビゲーション・SEO対策。CSS+XHTMLによるページ作成方法のWeb標準化
  • ほぼ全てのコンテンツをブログエントリとして再構築
  • 書誌情報を版元ドットコムサイトとリアルタイム連動
  • メールニュース配信・グループウェア・ショッピングカート・サイト内全文検索・問い合わせフォーム等の設置

コメント…リニューアルから大分間を空けてのご紹介です。
リニューアル以前から、社長の辻さんはいくつかの外部サービスを利用して、メールニュースを毎日発行する等、かなりサイトへの取り組みに意欲的でした。我々は、辻さんから寄せられたいくつかのアイディアを検討し、業界紙「林政ニュース」の発行元と、林政関連の本の版元という二つの顔を持つ日本林業調査会サイトの方向性を検討しました。
その結論は、「林政ニュースのオンライン版」である、J-FIC Newsの「創刊」でした。林政ニュースの編集過程で集められた記事を、サイト上でも展開することによって、サイト更新の効率化をはかるとともに、新規購読申込、バックナンバー販売への誘導を作り、紙とweb、両コンテンツによる相乗効果を狙っています。
また、林政ニュースと書籍を同じカートで購入できたり、品切れ・絶版本の(個人使用のための)コピーサービス等の、自社サイトならではのサービスも適所に盛り込みました。数々の機能を盛り込んだのでやや影が薄いですが、弊社のウリである「版元ドットコムサイトコンテンツとの連動」においても、データベースをリアルタイムに連動させ、自社サイトでの(書誌情報の)更新作業をゼロにした初めての案件でもあります。

日本林業のサイトリニューアルについては、担当者の辻さんからどんどんアイデアが出てくるので、こちらは「落としどころ」を提案すればどんどん形が出来ていくという、制作にとっては夢のような(笑)案件だったのですが、一押しはなんといっても「現代林業電子辞典(通称:林業Wiki)」です。林業業界にターゲットをしぼり、「木表」「木裏」といったマニアックな単語が集められています。以前書籍の形で刊行していた「林業用語辞典」を、「改訂するよりはオンラインで随時更新できた方が、自分たちにとって便利なんです」と説明された時に、この企画がスタートしました。すでに、オンラインで複数の編集者と連絡を取り合いながらデータベースを構築しているのを見せられ、「どうせなら公開を」→「さらに、更新も公開できるような仕組みを」→「ならば、それってWikipediaじゃないですか」という話になり、ならば関係者専用の共有webデータベース、というよりは、いっそのことWikipediaを構築しているアプリケーションそのものである、MediaWikiを入れてみませんか? という話になったわけです(更新担当者は「Wikipedia」等とは異なり、当面関係者のみ、という形での運用で開始しています)。こういった「一大事業」は、とっかかりから立ち上げ、運営、となかなか回していくのが難しいのですが、なんといっても、「自分たちが便利に使いたい」というリアルな動機から出発しているだけに、目指すゴールが明確だったのが、この企画の最大の強みです。

「林政専業の出版社」としての押し出しとしては、かなり強力な看板作りに貢献できたのではないか、と自負しています。

ヒダカはこうやってメールを管理してます

先日、(株)スタジオ・ポットの方の社長である沢辺から、「(ウチの若いのに)メールの使い方を教えるように」との依頼を受けました。事の発端は、あるメンバーが、自分に関係ある(けど、たぶん自分宛じゃなかった)メールを見落としていて、メーラを見たら未読メールで受信箱あふれまくり、という事が発覚し、これはイカン、ということになったのだと思いますが、まあせっかくなので(なにがだ)、今自分が試している方法論(GTDの影響受けまくり)を話してみようかな、ということで連休前に一時間ばかり話したことのまとめです。参考になれば。

→業務連絡1:「メール講習」を受けた方へ
先日お話したことは、「GTD」という知的生産管理手法にインスパイアされたものです。講習の中では、「GTDとは」という話に入ってしまうと話が拡散しすぎるので、わざと触れず、管理方法の例示もそれに合わせてGTD的な「型」のほとんどを取り除いて、かなりシンプルなものにしました。ここでまとめなおしている話の最後に出てくる方法の例は、もう少しフクザツなものになっていますが、本質的にはほとんど同じことである、ということに注意してください(「講習のときは、初心者向けにカンタンにした」ということではなく、私が実際にそうやっていたのです。連休中に少し研究して、もう少し複雑な工程を入れたのが、ここでまとめてあるやり方です)。

→業務連絡2:「GTDハック」的なものを求めてここに来た方へ
残念ながら、大したことは書いてありません。私は職場と自宅で同等のメール環境がないと落ち着きが無くなるタイプなのでimapでつないでいますが、それすらここで書いていることとは関係ありません。popで使ってる、普通のメールソフトでできることしか書いてありません。OSS好きなのでThunderbirdを使っていますが、addonもタギングも出てきません。
このエントリのテーマは、GTD以前の、「知的労働生産ってなんでこんなに(めんどくさい|全体像がつかみにくい|思ったとおりに進まない|ココロに負担がかかる)の?」といった問題に「メール」という切り口から、いくらかでも解答しようとする試みですので、そのレベルのことがわかりきっちゃっている人は「おーおー言ってることが若いのう」と、華麗にスルーしてください。

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すぱむすれいやーず・3

弊社ではRBL.jpを参照させてもらいつつ、ここに協力していくことでスパム対策をがんばろう、という方針だったのですが、いかんせん一月あたり7万通余やってくるスパムメールをうまいことさばく方法を思いつかず、たまに思いついたように数通ばかり、RBL.jpが有志でやっている登録システムに手動登録していました。作業自体は、

  1. スパムメール来る(作業しやすいよう、一カ所に集めておく)
  2. ソースを確認して、発信元IPを特定
  3. メールタイトル、発信元IP、メールソース全部を通報システムに登録

と、他愛もないものなのですが、どんなに慣れてもそうそうハカが行くものではありません。隙間の時間にがんばってやっても、せいぜい数十通、ちょっと忙しくなったら「そんなことしてられない」です。ここをなんとか効率化したい、と長年考えていたのですが、このたびついに実現できました。 Continue Reading