Livedoorが参入してからのネタ、というのは非常に枯れた感じがする、というかペンペン草一本生えない感じでアレなんですが、ターボリナックスって誰が使ってるのかなあ……。ver.1.0はヒドい出来だったなあ、と昔話は置いといて、LivedoorというとSkypeとかTurboLinuxとか弥生会計とか、私でも固有名詞がばんばん浮かんでくるようなところと絡んだり買収したりしてるんだから、まあ、パブ戦略的には成功している方なんでしょう。って前置き長いなあ。(しかも要旨が曖昧)
で、Wikiなんですが、すげーいいです。存在は大分前から知っていたつもりなんですが、どうもあのwikiネームとか独自文法が馴染めなくて、というか正直、「なんかお高く止まっている感」というか「アタマのいい人向け」みたいなイメージがあって使っていなかったんです。だって、自分がいっしょうけんめいベンキョーして、ようやく使えるツール見つけたって、人に勧められないじゃないですか。
しかし、社外の人と仕事の進行状況を共有しないと厳しいことになって、一方、自分のTODOリストが全然ちゃんと作れていないことに危機感を抱き、ではいっちょwikiで、ということでPukiWikiをさっくり入れてみたら意外とこれが長続き。記録と告知が同時にできる、というのがすばらしいですね。メーリングリストも時系列のログ、という意味ではいいんだけど、一覧性や再編集の可否という意味ではWikiの方が格段に上です。Wikiで打ち合わせしながら、だと本の編集も結構ラクだと思う。予算から入稿状況から、原稿そのものまで置きホーダイですもんね。しかもPukiWikiはRSSも自動的に吐いてくれるから、Thunderbirdなんかで配信対象にしとけば、更新お知らせまでやってくれる。エラい。
見出しのつけ方(*)と箇条書きのやり方(-)、リンクの貼り方([[]]で囲む)の3つだけ覚えればとりあえずなんとかなると思うので、使える環境にある人はぜひチャレンジ。もう紙のメモには戻れそうにないです。
社員1〜数名の零細企業は情報発信をblogで(っていうかサイト自体、blogで十分な気がする)、情報蓄積/共有をWikiでやればだいたいのところはまかなえてしまうんではないでしょうか、などと思ってしまう今日このごろ。
ところで、Livedoorのwikiサービスってアクセス制限かけられないみたいですね。
ま、無料サービスに大事な情報載せる無防備なヒトもいないとは思いますが。。
wikiは自分/限られた人々の間で使ってこそ、真価を発揮すると思うんですけどね。。
[2005-09-01追記]
というわけで、さっそく社内でエヴァンジェったらあっさり却下されました。「紙とかホワイトボードの方がいい」って。。いや、まあ、ワタシもそう思っていましたけどね。最初は。
[2005-09-13追記]
こっちのでこんなコト書いてました。ええ、一年前は漏れもそう思ってましたよ。
一応言い訳wしておくと、当時は情報公開、ということにあまり比重がなかったんですな。あるいは、「自分のメモ」と「webによる公開=完全公開」の中間がなかった、というか。そういえば、この当時はOmni Outlinerすごい使ってたもんなあ……(今も使ってますが)。Omni Outlinerで書いたものをxhtml書出ししてwebに載せたりしてたくらいですから。。
[2005-09-13追記の2]
で、wikiなんですが、リンク貼るのもhref云々とか書かなくていいのでなかなかラク。そしてワタシはCopy URL+を愛用しているので、「じゃああとひと手間加えればwiki記法のリンクコードを一発で取得できてウマー」とか思ったわけです。いつかいじったろ、と。
……もうすでにありました。orz
user.jsに
user_pref('copyurlplus.menus.1.label', 'Copy URL + Title (Wiki)');
user_pref('copyurlplus.menus.1.copy', '[[%URL% %TITLE%]]');
と書けばおkのようで。
……アレ、なんかヘンだな。
user_pref('copyurlplus.menus.1.label', 'Copy URL + Title (Wiki)');
user_pref('copyurlplus.menus.1.copy', '[[%TITLE%:%URL%]]');
こうですよねえ。リンクの書き方、pukiwikiルールなのかなあ。(深く追求する気まるでなし)
[2005-12-21追記]
……だそうで。要は上で書いたような、「限られた人で使うことを想定」ということのようですが。でもまあ、正直ビミョーにまだ敷居が高いんだよなあ。Wikiって。(Pukiwikiきりさわったことないんで、KinoWikiとかはあるいはかなりいい感じに仕上がっているのやもしれませんが。)