少しづつ勉強だけではなく実務作業が増えてきて嬉しいばかりのkodaです。
ワードプレスの更新について。
私が今までやってきたワードプレスの更新というのは、ワードプレス内に更新のお知らせが届いたら更新ボタンを押すという、小学生でもできるもの。
今回は複数のワードプレスやフレームワークで構成されたサイトの、一つのワードプレスを更新させるというもの。
セキュリティ上、FTPでアップできるわけではないので、これまでやってきたデスクトップでワードプレスをダウンロードしてFTPでアップして…というやり方とも違う。
それで、上司と相談して方針が決まりました。(結果的に認識違いがあったようですが)
- 現行のデータベースの接頭辞を変更して完全コピーする。
- 現行のワードプレスそのものを、テスト環境(兼、新運用環境)にコピーする
- 最新バージョンのワードプレスをサーバーにダウンロード
- コピーされた旧ワードプレスに最新バージョンを上書き
- 動作確認(表示確認、プラグイン確認)
- Apatchにより、現運用系と差し替え
という手筈になりました。
今日は上司がおらず、運用系をいじるということもありかなり注意しながら…、少なくてもテスト系へのコピー等、削除しない限りは運用には影響を与えないものと判断し、できるだけ上司がいるときには、不要な時間で手間取らせず、ワン・ツーで作業が進めるところまで持って行こうと目論んでました。
運用系ということもあり、データベースのコピー作業でさえ、万万が一の失敗を想定し、自分の環境で同様の操作をし、問題がないことをチェックしながら進めてきました。
1.現行のデータベースの接頭辞を変更して完全コピーする。
phpMyAdminにて、テーブルひとつひとつ、面倒でしたがコピーをしていきました。
本当は 旧接頭辞_テーブル名 → 新接頭辞_テーブル名 みたいに一発で出来る方法があれば、かえって人的ミスもすくないので方法をさがしましたが…
ん〜、調べたけどphpMyAdminそのものの機能としては無いみたい。SQL文でも可能かと思いましたが、テーブル数が少ないことだし、失敗の収集のロスを考えるとSQLは断念。手動でコピーしました。
2.現行のワードプレスそのものを、テスト環境(兼、新運用環境)にコピーする
今度は単純なファイルコピー。デスクトップシステムに慣れた私なので当然、リナックスコマンドを調べ、やはりこれまた自前の環境で色々テストして実施
結論的にはただのコレだけcp -av DIR1 DIR2
知ってれば楽ちんですが、怖いのでリファレンスで書くオプションの意味も細かくチェック。その結果、いい勉強になり、今後使えると思う内容も自分でまとめました
cp -av DIR1 DIR2 ディレクトリのコピー
ln -s DIR TargetDIR シンボリックリンク作成
ls -ap ファイル一覧 隠し ディレクトリ
ls -aF ファイル一覧 隠し ディレクトリ 実行 リンク
ls –color ファイル一覧 カラー
ls -aR ファイル一覧 隠し サブディレクトリ表示
rm -r DIR ディレクトリの削除
3.最新バージョンのワードプレスをサーバーにダウンロード
wget ダウンロードURL
でZIPファイルを落とします。アーカイブは .wordpress/ フォルダに展開されることを想定し、対象の旧ワードプレスのDIRにシンボリックリンク wordpressを貼る。
ln -s バージョンアップするWPのDIR wordpress
あとは、このままだとワードプレスが現行のデータベース参照するため、接続先のデータベースを変更する
wp-config.php
以下のように変更する
$table_prefix = ‘新接頭辞_’
あとは、上書きが発生し、DBの接続が入ったりとか不具合が起こったりとか、表示確認するにはApacheの設定をいじったりが必要なのでここまで!