早くも、本年も残り96%ほどになってしまいましたが、
あけましておめでとうございます。本年もよろしくおねがいいたします。
紙資源節約のため、本エントリをもって年始のご挨拶とさせていただきます。
さて、昨年はようやくWebサイトとデータベースの連動、という一つのテンプレートを完成させることが出来、「小規模出版社サイト、いかにあるべきか」という課題についてひとつの回答を示せたのではないかと思います。
ここ数年(って創業2005年なんだから3年間なんですが)、取り組んできたのは、「ネットワーク上に書誌情報を、メーカーとして発信する/し続ける」仕組みづくりでした。この部分については、まだまだ取り組むべき課題はあるものの、大づかみなところではローコスト/ハイパフォーマンスなサイトを提案できるようになった、と自負しています。
この部分をクリアして見えてきた問いは、きわめてシンプルでした。
「じゃあ、なぜWebサイトをわざわざ自前で作るのか?」
きちんと出版(営業)活動をしていればいるほど、書店・図書館(それぞれ、オンライン・オフラインを問わず)に書誌データは整備されているわけで、「活きた図書目録」を構築する以上のメリットが、自社サイトに求められている、と感じています。
この問いに対する回答を示すことが、今年の課題かな、と考えています。いくつかヒントは掴んでいるのですが、うまく形に出来れば、出版社が今後どうあるべきか、という話とリンクした方向性を示せる自信はあります。さて、風呂敷を広げただけに終わるか、どうか。お楽しみに。