東京国際ブックフェア2008で、7/11にミニセミナーをやった時の記録がわりです。自分用に事前に作ったメモを載せようかとも思ったのですが、例示したい話(もっといっぱいあったんですが、)と論旨の導線が直前までまとまらず、結構省きまくった部分が多いので、実際に会場で話したこと中心のメモになっています。
●出版社の「ウリ」は何なのか?
- コンテンツとメディア
- 本のオーソリティを担保しているもの→「現物」が「書店」に並んでいる
- 情報は自由(フリー/ネットの流儀に合わせる)にするのがいい
- 一歩引いて考えればシステムがなくても、すぐにできることは沢山ある 例:中央公論新社の「哲学の歴史」特設サイト(弊社で制作)は何がweb的にスゴいのか
●SEO・ユーザビリティとCMSが両輪
- 出版社サイトにおいては、一般に流布されている「SEO」はほとんどが不要
- 情報を出す。情報は出しても減らない
- リンクする。そしてリンクされる。リンクは通貨
- 出し続ける。時間の積み重ねは信頼に跳ね返って来る
- もちろん、書誌データベースの構築は大前提
- CMSは低コスト化の最低条件
- さらなる低コスト化としての「版元ドットコム(+自社サイトの連動)」